樹脂合板 Multi-Q
素材
Multi-Qの優れた特性
■Multi-Q 素材 ガラス繊維強化PP
※材料イメージ図・レントゲン写真
○高強度と軽量性
Multi-Qは、ガラス長繊維40％含有ポリプロピレンを素材とし、高強度と軽量性を兼ね備えています。12mm厚、600×1,800サイズで重量わずか11.5kgと、従来の樹脂合板と比較しても軽量です。この特性により、作業効率の向上と労働負荷の軽減が期待できます。
〇優れた耐久性
ガラス繊維強化により、衝撃耐性に優れ、小口からの剥離も起こりにくい構造となっています。また、吸水性が低いため膨潤せず、アルカリ性のコンクリートにも強い耐性を持っています。これらの特性により、長期にわたる繰り返し使用が可能となり、建設現場でのコスト削減と環境負荷の低減に貢献します。
スラブ建込み※イメージ写真
〇作業性の向上
ナチュラル色の製品は光を透過するため、型枠内の採光が可能です。また、従来の合板と同様にノコ刃による切断や釘打ちが可能で、既存の工法をそのまま適用できます。さらに、脱型性が良く、使用後の洗浄も容易なため、メンテナンス性に優れています。
Multi-Qの物性値と性能比較
○Multi-Q曲げ試験チャート 〇合板曲げ試験チャート
○樹脂合板と合板の平均物性値の比較
Multi-Qの製品仕様とリサイクルへの取り組み
(リサイクル想定商品：高強度通い箱)
ガラス繊維強化プラスチックを原料とした本製品については、通常のプラスチックとしてのリサイクルをすることが出来ません。
弊社では、出荷製品のリサイクルフローを確立できるように、成形品を破砕し再度原料化、成形トライ等を日々行っております。
